快眠のための枕選びの重要性
「何となく皆使っているものだから枕を使用しているけど、とくに拘りはないかな」というあなた!
枕を正しく選べてないことが原因で、人生大損しているかも知れません。
自分に合わない枕の使用で、体と心にストレスを与えたり、二十あご、首シワ、顔のしわに繋がったりする可能性もあるんです…。
なぜ枕選びが大切なのか、その理由を解説します。
枕の必要性を紐解く人体の構造
ダーウィンの進化論をベースに論を進めると、人間は元々4足歩行の動物から今の形へと変化を遂げています。
4足動物の改良バージョンが現代人の骨格なのですが、いまだ完璧ではないため脊椎がS字の湾曲を描いています。
そのため普通に立っているだけ、座っているだけでも脊髄・首周辺の筋肉は緊張した状態です。
そんな緊張が唯一和らぐのが、横になった時なんです。
重力から解放されるため、横になった姿勢がもっとも体にストレスをかけにくい状態になります。
リラックスしたい!と思った時にあえて立ったまま眠る人や、座って体を休める人はいませんよね。
フワフワで柔らかそうな原っぱを見ると、思わず寝転がりたい!と思いますよね。
「横になった姿勢がもっとも楽だ」と体が覚えているからなんです。
人体構造を支えるための枕
人間の体が最もリラックスできるのは、立った状態の姿勢のまま、脊髄のS字湾曲が自然に保たれ姿勢で寝転がった体勢です。
枕の使用目的は、脊髄のS字湾曲を理想の状態に保つことにあります。
仰向けになった時に床と首との間に自然とできる隙間を枕で埋めることで、首~脊髄にかけて立っている時と同じ自然なS字湾曲を作り出すことができます。
人体工学の視点からみても、正しく枕を活用することは大きなメリットになるんです。
まくら選びを間違えると…
まくら選びを間違えてしまうと、思わぬ体調不良につながります。
- 肩が重い
- 頭が痛い
- 手足のしびれ
- 首が重い
- 寝違い
- めまい
- 顔のむくみ
- いびき
- 腰痛
以上のような体調不良が複数ある方、または長期に渡って当てはまる体調不良がある方は、枕に問題がある可能性大です。
他コラムでご紹介している枕の選び方を参考に、最適な枕を選択していきましょう!