テンピュール

国民栄誉賞の受賞、最年少の野球殿堂入りなどでも注目を集めた元プロ野球選手「松井秀喜氏」愛用の寝具メーカーが手掛けている枕です。
テンピュール素材の枕を15年以上にわたって愛用し、遠征にはかならずマイ枕を持参していたのだとか。
NASA認定商品であり、2011年にはマットレス＆ピローメーカーとしての総売上が世界１位になるほどの人気商品として現在もなお好調に売り上げをのばしています。
テンピュールならではの魅力に迫ります。

特徴

誰にでもフィットするオリジナル素材が魅力

「テンピュールは低反発だよね？」と思われがちですが、ただの低反発ではありません。
もともとNASAの宇宙飛行士の体にかかる重力を和らげるために生み出したヴィコエラスティックフォームと呼ばれる素材を元に一般用へとアレンジしたものです。
門外不出の特殊な粘弾性ポリウレタンフォームで作られていて、人間の体重や体温を感知してゆっくりと沈み込み、個々人の頭や首の形に応じて変形して就寝時の体にかかるストレスを軽減してくれます。
一般的に低反発枕だと言われているウレタンフォームでは叶えられない、理想の就寝フォームを誰が使用しても保てると言われているんです。
テンピュールの素材は？と聞かれれば、唯一無二のテンピュールと答えるのが正解なんですね！
ただ、この素材の特性上、頭や首との接触面積が大きく熱がこもりやすいです。
夏はとくに暑く感じるかもしれません。
また、温度変化で硬くなったりやわらかくなったりするので、日本のように季節による温度や気候の変化が激しいところでは、使い心地が変わってしまう可能性もあります。

世界売り上げNO1！老舗寝具メーカーの実力派枕

ブランドのはじまりは1958年にさかのぼり、当時の会社創業者がNASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙開発テクノロジーを使用し、北欧のスウェーデンにて世界で初めて工業生産に成功して生まれたブランドです。
日本での販売は1992年に開始されました。
2012年にはリッツカールトンやシェラトンといった一流ホテルで採用されている寝具メーカー「シーリー・コーポレーション」を買収し、企業規模・知名度ともに急成長を遂げています。
現在、テンピュール製の枕は世界98ヶ国で販売されていて、日本全国のホテルや旅館での導入数はなんと35,000を越えています。
歴史と実力のある寝具ブランドということが分かり、安心感が持てますね。